精神科病院の看護師が気になる！
転職考えているけど、どうなのかな
上記の悩みを解決する記事です。
実際に精神科病院で働いた経験から、解説していきます。
精神科病院は身体介助が少ない上に、危険手当があるため他よりも高めなので、ゆるく楽に働きたいけど今よりも給料を落としたくないあなたにピッタリです。
この記事を最後まで読めば、あなたが精神科病院で働けるかが分かります。
・精神科のメリット、デメリット
・どんな人におすすめか
・理想的な求人の探し方
それでは解説していきます。
精神科病院の看護師とは
精神科病院には文字通り、精神疾患の人が入院しています。
主な疾患はうつ病、統合失調症、不安障害、知的障害です。
入院形態が3つあり
・自分がOKを出す任意入院
・本人に拒否権はなく家族とDrで決める医療保護入院
・問題行動をして都道府県知事の命令で入院する措置入院
措置入院を取っている急性期病院は、収益が大きいので給料が高い傾向にあります。
業務内容
私が行っていた業務は、以下の通りです。
内服介助・調整、入浴介助、排泄介助、食事介助、巡回、訴えの傾聴
訴えの傾聴は高齢者の話を聞くのとは違い、治療につながるのでメインの業務になります。
一般病棟との違い
一般病棟との違いは、以下の通りです。
・身体機能には問題ない、ADLの高い人が多い
・職場にもよるが介護士がいる
・急性期でも入院期間が長い
・ミトンや体幹抑制をするのにDrの指示、許可が必要
抑制、拘束は一般病棟よりもシビアに扱っています。
精神科看護師のメリット
メリットは
・仕事が楽
・楽しく働ける
詳しく解説していきます。
仕事が楽
精神科は一般病棟に比べると、仕事が楽です。
理由は以下の通りです。
一般病棟よりも、ストレスなく働けます。
・点滴や体位変換など時間で行う処置が圧倒的に少ない
・ADLの高い人が多いため、処置やケアが少ない
・身体的な重症患者がいないため、頻回のバイタル測定などを必要する人がいない
一般病棟よりも、ストレスなく働けます。
処置が少ない
精神科は楽しく働けます。
楽しいポイントは、以下の通りです。
・普通の人では思いつかない行動、話をしてくれるから毎日刺激的
・今までとは全く違う視点になるので、毎日学びがある
・患者それぞれの生活史があり、色々な人生を見れる
「病気で坂本龍馬の子孫って思っちゃうんだ！」「こんな壮絶な人生を歩んできたんだ」など、本当に面白い経験ができます。
精神科看護師のデメリット
精神科病院のデメリットは、患者の対応が大変なことです。
私が経験したのは
・妄想で暴れてしまい男性数人で抑えた
・躁状態の人をなだめながらお風呂に入れた
・トイレが破壊された
上記を聞くと少し不安になるかもしれませんが、私としては大変だったけど精神科って面白いと思った体験でした。
精神科は鋭利なものや紐状な物の、持ち込み禁止です。
ボールペン、パーカーの紐もアウトです。
患者さんは武器を持っていないので、複数人で対応すれば大丈夫です。
女性は落ち着いている部署からスタートなので、安心です。
精神科病院の看護師として働くためのスキル
求められるスキルは、特にありませんが患者さんの話を聞いたり、話したりするのが嫌でなければ働けます。
点滴や採血の機会は少ないので、技術に不安がある場合も大丈夫です。
経験年数も特に縛りはなく、新卒からでも働けます。
精神科病院の看護師がおすすめの人
私が働いてわかった精神科病院がおすすめな人は、以下の通りです。
・高齢者の対応に飽きた人
・新しい領域に挑戦したい人
・今の職場でマンネリ化している人
・楽しく働きたい人
精神科は楽に稼ぎげるし、男性看護師が多く人間関係の問題も少ないです。
精神科病院の求人を選ぶ時のポイント
精神科病院の求人を選ぶ時の注意点は、以下の通りです。
・給料の内容とボーナスに注意
・休日をチェック！
詳しく解説していきます。
給料の内容とボーナスに注意
精神科は給料の内容と、ボーナスに注意が必要です。
理由は基本給が低く、手当で給料が高くなっている場合があるからです。
精神科病院は危険手当が付くので、一般病棟よりも給料が高くなっています。
その代わりに基本給が13万など、低く設定されている場合があります。
基本給が低いと残業代・ボーナスが減ります。
良い求人を見つけた時は、給料の内容を問い合わせしてみましょう。
休日をチェックすべし
気になる求人があった場合は、休日をチェックしましょう。
理由は「たくさん働いているから給料が高い求人」があるからです。
休日には、4週8休、週休2日制、完全週休2日制があります。
・4週8休＝4週の中に8日休みがある
・週休2日制＝1ヶ月の中に2日休みの週が1回ある
・完全週休２日制＝毎週2日休みがある
この中で一番休みが少ないのは、週休2日制です。
給料が高いけど週休２日制の場合は「たくさん働いているから給料が高い」だけで、楽で高給な職場と言えないので、注意してください。
ただ求人を出す職場が週休制を理解せず、休日について記載している場合があります。
気になる求人があったら年間休日と一緒に週休制も確認しておきましょう。
実際の求人が働きやすいのかどうかは、自力で調べるのは難しいので求人数No.1のレバウェル看護で求人を探し、気になる求人が合ったら登録して問い合わせしてみましょう。
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精神科病院で看護師として働いた時の経験談
以下は精神科病院で働いた時の、私の経験談です。
私が精神科に転職したのは、看護師5年目。療養病院で働いていたけど、精神科病院が夜勤なしで月収32万であり、夜勤なしで稼げるため転職した。配属先は急性期病院、隔離室があったけれど、精神科未経験ということで担当はしなかった。精神科で働いて最初に思ったことが、患者が暴れたり・病院として算定をもらうため、業務量のわりに人はたくさんいたこと。だからはあまり仕事がなく、座っている時間が長かった。精神科病院で1番大変だったのは、入浴介助でした。精神科は基本、自分で洗って着替えもできるから一般病棟・特養に比べたらめちゃくちゃ楽です。でも着替えている時や待っているときにトラブルにならないように、人を制限する・スタッフを増やす、気を抜かないよう見守るなどの対応が大変だった。1年ほどして好きだった循環器をもう一度やりたいと思い、総合病院に転職するため退職した。
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精神科病院へ転職して、理想だった看護師の生活を送ろう
今回の記事では精神科病院で看護師が勤めた場合の、メリット・デメリット・給料について解説しました。
精神科は業務量が少なく、危険手当があるため給料が高いです。
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