・看護師ツライ、二度とやりたくないくらい嫌！
上記の悩みを解決する記事です。
７年間の経験から解説します。
看護師を二度とやらないと思っている時に、納得のいく選択をするための方法は以下の通りです。
・時間をおいて考えてみる
・何を優先するのか
・看護師での転職を検討してみる
・違う仕事について調べてみる
看護師なんて二度とやるか！といって、一般職へ転職した同期２人のエピソードも含めて解説していきます。
この記事を最後まで読めば、本当にこのまま辞めてよいのかが分かります。
・二度とやらないと思う理由とすべきこと
・辞めるメリット、デメリット
・看護師の経験を活かした業種
それでは解説していきます。
看護師を二度とやらないと思ってしまう理由
私が７年間看護師をして「看護師とか最悪やん、学生時代に戻れるなら違う仕事につきたい、二度とやりたくない」と思った経験は以下の通りです。
・銀行員の給料を聞いた時
・便を踏んだ時
詳しく書いていきます。
銀行員の給料を聞いた時
銀行員の友達の給料を聞いた時に、看護師と変わらないくらい稼いでいたし、今後もっと上がっていくことを聞いたら「看護師なんて二度とやりたくない」と思いました。
話の流れで給料の話になり、銀行員の友達は年収600万くらいで、役職が付けばもっと上がっていくと言っていました。
その話を聞いて私は「看護師はミスしたら人が死ぬ、死に立ち会う、他人の排泄物を触る仕事なのに銀行員より給料低いのか」と比較してしまい、今でも「もう1度高校に戻れるなら二度とやらない」と思っています。
統計データで給料を比較してみると
看護師の方が給料は安いです。
銀行員が楽ではないと思います。
ただ看護師がこんなに割に合わない仕事なら、二度とやりたくないと思っても仕方ないですよね。
便を踏んだ時
便を踏んでナースシューズを汚染室して洗っている時に、「マジでこの仕事辞めたい！二度とやりたくない！」と思いました。
夜勤中にポータブルトイレの介助をした時に、起きた事件です。
夜中だったので小さく電気をつけてポータブルトイレの介助したら、リハビリパンツから便が落ちたことに気づかず踏んでしまいました。
便を踏んだこと気付いてないためそのままナースステーションに帰ってきて、「なんか臭いぞ」と思い確認したらズボンのすそと靴の裏に便が付いていました。
気付いた時は一瞬時がとまり、すぐに靴とズボンを脱いで洗いに行ったのを覚えています。
洗いながら「最悪、看護師の仕事いやだー！」と過去最高に思いました。
看護師の仕事は排泄介助が多く、手に便が付いたり尿がかかってしまったりといった事件が発生しますよね。
赤ちゃんなら良いんですが高齢者だと、心にきますよね。
思った以上に下の世話が多いから、二度とやらないと思っても仕方ないです。
看護師を二度とやらないと決めた潜在看護師はどれくらいいるのか
潜在看護師は平成30年の時点で、以下のような人数です。
| 潜在率(%) | |
| 25歳未満 | 13.2 |
| 25~29 | 25 |
| 30~34 | 25.84 |
| 35~39 | 34.15 |
| 40~44 | 22.24 |
| 45~49 | 24.70 |
| 50~54 | 14.92 |
| 55~59 | 28.48 |
| 合計 | 28.37 |
引用サイト：厚生労働省
合計で看護師の資格保有者の約30％が、看護師として働いていません。
これを見た時、結構いるなと思いました。
潜在看護師が30％もいるので「看護師を辞めても何とかなる」という意味になります。
看護師を二度とやらないと思った人が納得の選択をする方法
看護師を二度とやらないと思ったあなたが、納得の答えをだすための解決法は以下の通りです。
・時間をおいて考えてみる
・仕事の条件を決める
・看護師での転職を検討してみる
・違う仕事について調べてみる
詳しく解説します。
時間をおいて考えてみる
看護師を二度とやらないと思った時は、時間をおいて考えてみましょう。
理由は時間がたつと、冷静に考えられるからです。
先述した看護師を二度とやらないと思った「人の給料を聞いた時」「便を踏んだ時」も、時間がたてばあまり気になりませんでした。
便を踏んだ話は笑い話になりました。
逆に時間をおいても「やっぱり看護師は無理だ！」と思っているなら、次の解決法をやってみてください。
仕事の条件を決める
あなたが仕事をする上での条件を考えてみましょう。
条件が叶う方法として看護師が適切かどうか、わかります。
私の仕事の条件は以下の通りです。
・仕事よりも家族との時間
・仕事のやりがいはいらない
・年収は500万を維持
・土日のどちらか休める
・家に帰っても家事、育児ができるくらいに楽な仕事
上記のように仕事への条件を決めると、他の仕事でも叶うのかが考えやすくなります。
私の場合は一般職だと給料が下がってしまうため、看護師を続けています。
看護師での転職を検討してみる
「看護師を二度とやらない！」と思っているなら、まずは看護師の転職を検討してみましょう。
理由は看護師として転職したほうが、給料を落とさずに楽に転職できるからです。
看護師は他の仕事よりも、簡単に転職できます。
一般職への転職は給料が下がるし、転職活動を頑張ってやらないと受からないし、勉強することもたくさんあります。
看護師が嫌というよりも、今の職場が嫌という気持ちが強い人は看護師での転職を検討してみましょう。
現職と他の求人を比べてみると、「意外と看護師の転職も悪くない」と思える場合もあります。
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違う仕事について調べてみる
ここまで解説した方法で、やっぱり看護師ではなく違う仕事が良いなら、調べてみましょう。
看護師から転職する場合は、未経験の求人なので条件検索で調べてみましょう。
看護師から一般企業へ転職した同期2人についての内容はこちら
看護師を二度とやらないメリット
看護師を二度とやらないメリットは、以下の通りです。
・身体が楽になる
・プレッシャーからの解放
・プライベートの充実
詳しく解説します。
身体が楽になる
看護師を辞めると、体が楽になります。
理由は変則勤務がなくなるからです。
看護師は日勤、夜勤、早番、遅番、ロング日勤など色々な勤務があります。
変則勤務に対応していると、体のリズムがくるって体調を崩しやすいです。
一般企業は決まった時間での仕事が多いため、体が楽になります。
プレッシャーからの解放
看護師を辞めるとプレッシャーから解放されます。
理由は看護師はミスできないという、プレッシャーがあるからです。
看護師でも特に急性期は、ミスが許されない状況の中で働いています。
プレッシャーがある中で働いていると、精神的なストレスが多いです。
看護師を辞めればプレッシャーから解放され、精神的ストレスが今よりも減ります。
プライベートの充実
看護師を辞めると、プライベートが充実します。
理由は身体的ストレスが減り、残業が少なくなるからです。
看護師とOLは同じ8時間でも、動いている量が違うし残業が多いため、めっちゃ疲れます。
仕事が終わった後に、家事や趣味の時間をとりづらいです。
看護師を辞めれば体力的に今より楽で残業も少ないため、仕事終わりにも自分の好きなことに時間を使えます。
看護師を辞めずに続けるメリット
看護師を辞めずに続けるメリットは、以下の通りです。
・一般職よりも少ない時間でたくさん稼げる
・転職しやすい
詳しく解説します。
一般職よりも少ない時間でたくさん稼げる
看護師を続けるメリットは時給が高いことです。
例えばあなたが
・ウェブ関係に就職→時給1000円
・デイサービスに転職→時給1500円
8時間で4000円、1ヶ月80,000も違います。
同じ時間働いても、看護師のほうが1ヶ月でたくさん稼げます。
転職しやすい
看護師であれば、転職しやすいです。
理由は経験があるからです。
看護師は最短で臨床経験が半年あれば転職できます。
美容クリニックの就職条件は、臨床経験が半年です。
未経験の仕事だと就職活動を頑張らないと、転職がうまくいきません。
看護師での転職であれば、未経験の仕事よりも転職しやすいです。
「看護師はストレスが多い、嫌だな、けど続けるのが現実的かな」というあなたには、のんびり働ける職場がおすすめです。
特に「難病指定の患者さんだけを受け入れている有料老人ホーム」「精神科病院」「療養病院」「美容クリニック」は今と給料変わらず楽に働ける職場なので、チェックしてみてください。
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看護師を辞めた方がいい人
看護師を辞めた方がいい人は、以下の通りです。
・仕事のストレスで日常生活に支障をきたしている人
・他にやりたい仕事が明確にある人
詳しく解説します。
仕事のストレスで日常生活に支障をきたしている人
看護師の仕事がストレスで日常生活に支障をきたしている人は、はやく辞めることをおすすめします。
例えば「病的に痩せた」「寝れない」などです。
仕事は日常生活を充実させる手段でしかないです。
逆に仕事のせいで日常生活が充実していないのなら、看護師を辞めたほうがあなたの充実感は上がります。
他にやりたい仕事が明確にある人
他にやりたい仕事が明確にあるのなら、看護師を今すぐにやめたほうがいいです。
理由は後悔するからです。
私は独身時代にBarで働きたかったし、営業とかにも興味がありました。
でも結婚・子供ができたら、給料の安定が最優先なので自分の好きな仕事はできません。
もしあなたがやりたいことがあって、チャレンジできる環境にいるのなら、挑戦しましょう！
挑戦しないと自由がなくなった時に後悔します！
看護師以外の仕事についた同期2人の話
看護師以外の仕事で、おすすめは以下の通りです。
・医療機器メーカー
・生命保険の営業
理由は2つとも看護師の経験を活かせるからです。
医療機器を病院に売ったり、使い方の説明をする仕事です。
特に手術室やカテ室に勤めた経験のある看護師は、医療機器の知識を活かせるためおすすめです。
生命保険を契約してもらえるように、営業する仕事です。
保険の営業は看護師のリアルな体験を、営業に活かせるので他の人よりも成果を出しやすいです。
うまく行けば年収1,000万を稼いでいるひともいます。
2つの仕事について詳しくはこちら
看護師なんて二度とやらないと決めると視野が狭くなる
今回の記事では、看護師なんて二度とやらないという思ったあなたに対して、どう行動すべきか解説しました。
看護師自体を辞める前に、給料が月10万くらい下がってしまうため生活水準をどれくらい下げられるかを考えておきましょう。
看護師でのストレスが嫌で辞めるのに、日常生活で我慢を強いられてストレスが溜まっては本末転倒です。
あなたにとって生活しやすいバランスを見つけましょう。
看護師を二度とやらないと決めてしまうと、就職先が限られてしまいます。
看護師は国家資格だけあって、給料は他の職業よりも高いし経験があるため転職しやすいです。
今のストレスをなくすための方法で、看護師以外の仕事に就くことがすべてではありません。
看護師の求人でも今よりストレスなく働ける求人が、たくさんあります。
まずは看護師で転職を考えて、だめなら違う仕事を検討してみましょう。
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