看護師の給料をあげてほしい!低いと感じているあなたが今できること

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看護師の給料が低い!もっとあげてほしい!

上記の悩みを解説する記事です。

さんけつ
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看護師8年目で大学病院や介護施設など8職場の経験から解説していきます。

結論から言うと、看護師の給料が低いと感じているあなたが今できることは以下の通りです。

・結果を出して昇給を狙う
・プラスの資格を取る
・残業、夜勤をたくさんする
・都会の大きい病院への転職
・仕事が楽で給料の高い職場へ転職する

それぞれの注意点も解説していきます。

看護師の給料は以下のように、最初は良いけど給料は上がらずに途中で世の中の人たちよりも給料が下がります。

この記事を最後まで読めば、看護師の給料が低いと感じているあなたが今よりも給料アップする方法がわかり行動に移しやすくなります。

くわしく解説していきます。

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書いている人

妻・子供(男)2人の田舎Ns
看護専門学校→大学へ3年次編入→都会の大学病院(700床)→療養病棟→精神科→田舎の総合病院→現在は有料老人ホーム
大学在学中から、派遣でデイサービスや訪問入浴など、色々な経験をもとに記事を書いてます

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看護師の給料をあげてほしい!低いと感じているあなたが今できること

看護師の給料が低い、上げてほしいと感じているあなたが今できることは以下の通りです。

・結果を出して昇給を狙う
・プラスの資格を取る
・残業、夜勤をたくさんする
・都会の大きい病院への転職
・仕事が楽で給料の高い職場へ転職する

詳しく解説していきます。

結果を出して昇給を狙う

看護師の給料が低い、上げてほしいと感じているなら今の職場で結果を出して昇給を狙いましょう。

大きな病院であれば業務改善・新しいルールの導入などを行うと、毎年の人事評価でA評価を貰えて昇給が他の看護師よりも多くなります。

昇給=基本給UPなのでボーナスも増えて、ガクッと給料が上がります。

経験年数が浅いとまだ同期の看護師と同じくらいの給料ですが、中堅あたりから差が出てきますよ。

注意点

結果を出して昇給を狙う時の注意点は、評価制度が確立しているかどうかです。

大きな病院でも評価制度がはっきりしていない職場もあり、看護師の頑張りを評価されない可能性があります。

評価制度がない事で目標設定が難しくなり、無駄な努力になってしまう可能性もあります。

特に地方の病院はライバル病院が少なく改善しなくても看護師が確保できるので、評価制度がない場合があります。

毎年人事評価があるなら問題ありませんが、看護師の評価なんてないよという場合は人事に「どうしたら昇給するのか」と確認してみましょう。

自分の職場で昇給していきたいと考える看護師は、=仕事を頑張れる人材なので丁寧に対応してくれますよ。

プラスの資格を取る

看護師の給料が低い、上げてほしいと感じているなら看護師のプラスの資格を取りましょう。

例えば

・専門看護師
・認定看護師
・3学会合同呼吸量療法認定士 など

看護師には+αの資格がたくさんあります。

今の職場で取得すると手当がUPできる資格を取りましょう。

注意点

職場によっては資格を取ることが、赤字になってしまう場合もあります。

理由は資格取得にかかるお金よりも、入ってくるお金が少ない場合があるからです。

例えば資格を取るためのお金は全部自分持ち、資格を取っても手当は少額で回収できるのが何十年後、資格取得中に働けない期間は給料が発生しないなどです。

認定看護師になるには150万、専門看護師になるには200万くらいかかります。

またその職場で前例のない資格を取っても、病院側もどう扱ってよいかわからず資格を使った活動ができない場合もあります。

資格を取る際には、資格取得にかかる費用・働けない期間の給料・その後の手当や活動について良く調べてからにしましょう。

残業、夜勤をたくさんする

来月からでも看護師として給料を上げたいと考えているなら、残業・夜勤で稼げます。

師長に相談して「夜勤をたくさんやりたいです」と伝えると勤務を調整してくれる職場が多いです。

また残業は仕事していないのに残業申請するのはダメですが、周りの看護師の仕事をもらって病棟に貢献すればちゃんとした理由で残業代を貰えますよ。

注意点

看護師で残業・夜勤で稼ごうとすると体調を崩してしまう可能性があるし、継続して稼げない可能性があります。

残業・夜勤で稼ぐのは健康な体であることが大前提です。

体調を崩してしまい、長時間働けない・夜勤を減らすといったことが起こる可能性があります。

また病院の方針が変わってしまい「残業をもっと減らせ」「夜勤は全看護師が同じ回数を行うこと、偏らないように」となってしまうとあなたの収入源はなくなります。

さんけつ
さんけつ

大きい病院であればたまに方針が変わるくらいですが、小さい組織だと方針はよく変わります。

看護師が残業・夜勤で稼ぐ場合は、短期的であまり期待しないで行うことをオススメします。

都会の大きい病院への転職

看護師で給料を上げたいなら、都会の有名な病院・大学病院への転職をおすすめします。

私は都会・地方の病院を両方経験していますが、地方に比べて都会のほうが「ライバル病院が多く給料や福利厚生を充実させないと看護師確保が難しい」ので、好条件の職場が多いです。

さんけつ
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私が働いていた都会の大学病院は、看護師長で年収1000万くらい稼げていました。

地方の総合病院で満足いかないなら、都会の有名な病院や大学病院で働くのをおすすめします。

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仕事が楽で給料の高い職場へ転職する

上記の方法にどれも「うーん」と納得いかなければ、急性期病院よりも給料は同じくらいで仕事が楽な職場への転職がおすすめです。

看護師の場合、大学病院や有名総合病院でないと給料は上がっていきません。

なので今以上に給料を上げることを諦めて、給料はほどほどにプライベートを充実させるほうが気持ちも体も楽ですよ。

おすすめの職場は以下の通りです。

・医療特化型の住宅型有料老人ホーム
・美容クリニック
・精神科病院
・療養病院

上記は正社員で働けば、年収500万くらいは稼げますよ。

上記の職場について詳細はこちら

看護師で給料をあげてほしい!上がらない理由

看護師の給料が上がらない理由は、以下の通りです。

・看護師の給料は世の中の景気に左右されない
・病院の利益が毎年同じで赤字
・年功序列が色濃く残っている

詳しく解説していきます。

看護師の給料は世の中の景気に左右されない

看護師の給料は世の中の景気に、左右されません。

理由は病院の収入が、診療報酬で決定しているからです。

最近ではいろいろなモノが高くなっているため、大手企業はどこも給料UPしていますよね。

車で有名なホンダは毎月の給料が2万円UPしました。

看護師は診療報酬から給料が払われているので、診療報酬が上がらない限り看護師の給料は上がりません。

看護師の給料が上がらない理由が診療報酬だということを、分かりやすくすると

手術の単価や診察の単価(診療報酬)は国が決めたもので、勝手に高くすることはできない
=1人あたりの診療報酬には上限があり、ベッド数も限られている
=毎月の売り上げが一定になる
=売上から看護師の給料に割ける割合も一定になる
=看護師の給料は変わらない

手術の内容や集中治療室への入院などで、その人によって売り上げは変わりますが入院できる人数も決まっているため、毎月の売り上げが一定になり看護師の給料が変わらず、上がっていきません。

景気の悪い時は「看護師はいいぞ!」と言われますが、景気の良い時は他の職業がうらやましく思えますよね。

病院の経営が赤字

病院の経営が赤字であるため、前年度よりも売り上げが上がっても借金の返済に使ってしまうため、看護師の給料は上がっていきません。

経営が赤字だという病院は2022年で70%以上もあります。

これだけ赤字であれば、看護師の給料が上がらないのは納得ですよね。

年功序列が色濃く残っている

看護師の昇給は、地方ほど年功序列が色濃く残っています。

どんなにあなたが仕事を頑張ろうと、給料に反映されないという場合もあります。

あなたが働いている職場は年功序列かどうか確認するには、人事部に問い合わせしてみましょう。

どういった評価方法で給料が上がるのか質問してみると、あなたの欲しい答えが返ってきますよ。

看護師の給料はあがらない!最近おこなわれた政策

看護師の給料は最近、少しずつですが実は政策によりUPしています!

最近行われた政策は以下の通りです。

・看護師の処遇改善で12000円
・R6年の診療報酬改定

詳しく解説していきます。

看護師の処遇改善で12000円

2022年の10月に以下が適用されました。

地域でコロナ医療など一定の役割を担う医療機関に勤務する看護職員を対象に、2022年10月以降の収入を3%程度(月額平均12,000円相当)引き上げるための処遇改善

コロナ患者を受け入れている急性期病院だけですが、2022年の10月以降に約12000年ほど給料が上がっています。

R6.6月から診療報酬改定で看護師の給料が上がっている

令和6年の6月から診療報酬が改訂され給料が月25万の看護師は+6000円ほど上がっています。(マイナビ)

入院基本料のUPや外来加算もベースアップしているため、どの職場の看護師にも適応されています。

ただ診療報酬が改訂されても、職場の裁量によって給料が変わらない場合もあります。

看護協会は何をしている

看護師の味方である看護協会のホームページを見ると、処遇改善されるように各都道府県で勉強会を開いたりしているようです。

ただ、現場の看護師としては割合わないなと感じる毎日ですよね。

車のホンダのように毎月2万の給料UPをしてほしいですよね。

看護師の給料をあげるには自分で行動するしかない!

今回の記事では看護師の給料があがらないことについて、解説しました。

看護師の給料があがらない主な原因としては

・看護師の給料は世の中の景気に左右されない
・病院の利益が毎年同じで赤字
・年功序列が色濃く残っている

今の職場で稼ぎたいと思って、仕事を頑張っても報われない可能性が高いです。

そこで看護師の給料をあげるには、以下ができます。

・プラスの資格を取る
・残業、夜勤をたくさんする
・都会の大きい病院への転職
・仕事が楽で給料の高い職場へ転職する

自分から行動しない限り、看護師の給料はあがりません。

何もしなければ未来は、今と同じですよ。

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